英代表MFサンチョ、マンU移籍を示唆か ファンの要望に応えた“ある行動”とは?

ドルトムントMFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
ドルトムントMFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】

コロナ禍で減収が避けられない状況で、サンチョ獲得には162億円の移籍金が障害に…

 ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョは、プレミアリーグのビッグクラブなどから今夏の獲得を打診されていると報じられるなか、12日に自身の公式インスタグラムでライブ配信を実施。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍をほのめかしていると、英紙「デイリー・メール」が伝えている。

 マンチェスター・シティの下部組織に所属していたサンチョは、2017年にドルトムントへ移籍。そのシーズンに17歳でトップチームの試合に出場すると、一気に才能を開花させた。その翌年にはイングランド代表にも招集されるようになり、ユナイテッド、チェルシー、リバプールといったプレミアリーグのビッグクラブを中心に移籍の噂が報じられるようになった。

 来季の動向が注目されるサンチョが、12日に自身の公式インスタグラムでライブ配信を実施。とあるファンから「ユナイテッドに入団するなら、水を飲んでください」というコメントに対して、サンチョは一旦カメラから視線を外した後でペットボトルの水を口に運んでいた。

 サンチョ本人が移籍に関してはっきりと口に出したわけではないが、この行動でユナイテッドへの入団が内定していると思い込んだファンは大喜び。SNSを中心に盛り上がっているという。

 しかし、サンチョの移籍金は1億2000万ポンド(約162億円)と言われており、高額な費用がネックとなり今夏の移籍は実現しないのではないかという見解もある。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、すべてのクラブが収益減。世界屈指の売り上げを誇るユナイテッドも例外ではなく、今季は大きな減収を避けられない状況だ。そういった状況ではサンチョ獲得のための資金を捻出できないと主張する専門家も少なくない。

 サンチョがライブ配信で見せた行動が本人の意思を表していたとするなら、ユナイテッドとの移籍は個人合意に達しているのだろう。問題はクラブ間の合意となり、長期化するコロナ禍とドルトムントの出方次第となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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