ネイマールは「挑発に反応することを恐れない」 同胞DFが“禅ポーズ”の真相を証言
ブラジル代表DFマルキーニョスが制止するも、「やらせてくれ、止めるな」と強行
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョが、同僚FWネイマールは「挑発に反応するのを恐れていない」とYouTube番組で言及。今年3月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦でノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの禅ポーズを真似て物議を呼んだパフォーマンスについて裏話を明かした。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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PSGは現地時間3月11日にCLラウンド16第2戦でドルトムントと本拠地で対戦。第1戦はドルトムントが2-1で制したが、パリで行われた一戦ではネイマールとスペイン代表DFフアン・ベルナトの得点によってPSGが2-0で勝利。2戦合計スコア3-2として、PSGは逆転でベスト8へ駒を進めていた。
ネイマールは前半28分にヘディングシュートで貴重なゴールをゲット。この得点後にはピッチにあぐらをかき、両手で輪を作って膝の上に置く“禅ポーズ”を披露した。これはドルトムントのFWハーランドのゴールパフォーマンスを真似たもので、試合後にも同じポーズの写真を投稿。「パリは僕たちの街、あなたのものではない」とのコメントを寄せていた。
このネイマールの行為は、ハーランドがPSGとの第1戦の前にスナップチャットでパリについて「君たちのものではなく、僕の街」としたことに対する報復だとされている。ただし、ハーランドのコメントは本人のものではなく、第三者によって加工されたフェイクだとも伝えられており、真偽の程は明らかになってない。
とはいえ、ネイマールがハーランドの禅ポーズを真似したのは挑発的な意味合いがあったことは確かなようだ。PSGでネイマールと同僚のブラジル代表DFマルキーニョスは、YouTubeチャンネル「Desimpedidos」で試合中のネイマールとのやり取りを明かした。
「ネイマールは単なるフットボール選手ではない。彼は挑発に反応することを恐れていない。得点後、僕は(パフォーマンスを)やるのか聞いた。僕は試合が終わるまで待つように言ったんだけど、彼は『やらせてくれ、止めるな』と言ったよ」
これまでにも試合中のリフティングやトリッキーなテクニックを披露し、相手選手を侮辱していると批判を浴びることも多かったネイマール。今回はチームメイトからの制止も振り切ったうえでのパフォーマンスだったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)