日本人選手も登場 サッカー界の「破られないであろう14の記録」を英メディアが選出

サウサンプトン所属時の吉田麻也が出場した試合も記録の1つに【写真:Getty Images】
サウサンプトン所属時の吉田麻也が出場した試合も記録の1つに【写真:Getty Images】

サウサンプトン時代の吉田麻也が出場したレスター戦も記録の一つに

 サッカー界には様々な記録があり、タイトルとは関係のないところにも面白さがある。英メディアは「サッカー界で破られることのないであろう14の記録」と題して、様々な記録を紹介した。

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 連勝記録や無敗記録、シーズン最多得点など、サッカー界は数字と記録にあふれている。タイトルに直結するものだけでなく、実際にはほぼ意味をなさない記録も、サッカーの奥深さを支えていると言えるだろう。

 ただ、現在は新型コロナウイルスの影響で各国の公式戦がストップした状態で、そうした記録が更新されることもない。そんななか、英メディア「GIVE ME SPORT」は、「サッカー界で破られることのないであろう14の記録」と題して、たとえ日常が戻ってきても破られる可能性の少ない14の記録を挙げている。

 最初に紹介されたのは、「最長距離ゴール」だ。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチがストーク時代の2014年、サウサンプトン戦で自陣のペナルティーエリア内から決めた91.9メートルのゴールが取り上げられている。続く2つ目も最長ゴールながら、こちらは「ヘディングでの最長距離ゴール」。元ノルウェー代表MFジョン・サムエルソンが2011年、自陣センターサークル付近からのヘディングがGK不在のゴールに飛び、59.13メートルの記録を残している。

 以降も1試合36枚の「最多レッドカード」、73歳95日の「最年長プレーヤー」と続くなか、メジャーな記録も紹介されている。2012年、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはシーズン公式戦91ゴールをマーク。元ドイツ代表FWゲルト・ミュラーの記録を破り、「シーズン最多ゴール」を更新した。

 その後はワールドカップ(W杯)での「最速ゴール」や「最多セーブ」などが挙げられているが、12個目以降はやや特殊な記録に。最も記憶に新しいのは昨年10月「プレミアリーグのアウェーでの最多得点勝利」。レスターがサウサンプトンとのアウェー戦に臨み、9-0の大勝を収めた試合となっている。この試合では日本代表DF吉田麻也(現サンプドリア)もサウサンプトンの一員として先発フル出場を果たしていた。

 同メディアは「特殊な記録は非常に優れた選手だけに許されたものではない」として、これらの記録を紹介している。各国のリーグ戦が再開するまで、過去の記録と向き合ってみるのも一つの楽しみ方だろう。

「GIVE ME SPORT」が紹介した14の記録は以下のとおり。

最長距離ゴール/アスミル・ベゴヴィッチ(91.9メートル)
ヘディングでの最長距離ゴール/ジョン・サムエルソン(59.13メートル)
最多レッドカード/クライポレ対ビクトリアーノ・アリナス(36枚)
最年長プレーヤー/イサーク・ハイク(73歳95日)
シーズン最多ゴール/リオネル・メッシ(91点)
最長PK戦/KKパレス対シビックス(48回)
W杯最速ゴール/ハカン・シュクル(10.89秒)
最速ハットトリック/トミー・ロス(90秒)
最速レッドカード/セルジュ・ジェウア(7秒)
GKキャリア最多ゴール/ロジェリオ・セニ(131点)
W杯1試合最多セーブ/ティム・ハワード(16セーブ)
プレミアリーグの交代後最速ゴール/ニクラス・ベントナー(1.8秒)
プレミアリーグのアウェーでの最多得点勝利/サウサンプトン対レスター(0-9)
サッカーボールの最多同時ジャグリング/ビクトル・ルビラル、マルコ・フェルメール、イシドロ・シルベイラ(5個)

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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