本田がミランCEOに物申す! 名門復活を願い、頻繁に直談判している事実が判明

「賢い選手は競争も必要なく役割に適応する」

「彼が今のポジションでのプレーについて文句を言おうが、起用されまいが、選手は監督の考えに絶対に適応しなければいけない。最も賢い選手というものは、競争も必要なく役割に適応するものだからね」

 ガリアーニCEOはこう語った。本田はシーズン序盤に4-3-1-2のトップ下で先発起用されていたが、指揮官に失格の烙印を押された。その後の4-3-3システムでは、今冬にジェノアへ放出されたイタリア代表MFアレッシオ・チェルチの後塵を拝し、ベンチ生活を余儀なくされた。4-4-2システムへの変更に伴い、昨年末からようやく定位置を確保。チェルチに加えて、ポジション争いのライバルだった元U-21スペイン代表MFスソもジェノアへ移籍した。

 戦術理解度の高さで、チーム内での定位置を確保した感のある本田だが、ミハイロビッチ監督の要求に真摯に応え続けることを強化責任者は強く求めていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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