本田がミランCEOに物申す! 名門復活を願い、頻繁に直談判している事実が判明

ガリアーニ氏が明かす 「彼は思ったことをそのまま口にする」

 ACミランの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOが、9試合連続で先発出場中の日本代表FW本田圭佑と頻繁に意見交換を行っていることを明らかにした。イタリアテレビ局「メディアセット・プレミアム」で明かしたもの。

 本田はクラブ批判やミランの方向性に対する提言を日本メディア、イタリアメディアを通じて発信しているが、近年の強化策の実りの乏しさからサポーターから槍玉に挙げられているクラブ首脳にも直接働きかけていた。

「ケイスケ・ホンダ? 彼はとても賢いね。私に頻繁に会いに来るよ。日本人はイタリア人と違って、思ったことをそのまま口にするね」

 2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで獲得した背番号10について、ガリアーニCEOはこう語った。近年はクラブの赤字経営から多くの批判を浴びている同氏だが、名物オーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏の右腕としてセリエA優勝8度、UEFAチャンピオンズリーグ5度制覇という輝かしい実績を誇る。そんな“大物“強化責任者と一選手が頻繁に会話を交わすことは、イタリアでも珍しいことだ。そしてCEOは、率直でおしゃべり好きで知られるイタリア人以上に、本田の会話にはオブラートが存在しないことを明らかにしている。

 もっともガリアーニCEOは、名門ミランの復活に情熱を傾ける本田のストレートなキャラクターを認めながらも、”鬼軍曹”で知られるシニシャ・ミハイロビッチ監督への絶対服従を求めている。

 

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