メッシは「トップの存在」 久保建英が語る憧れの存在、自身に重ねたイメージは?
バルセロナの下部組織からレアルへ移籍も「バルセロナにとても感謝している」と言及
マジョルカの日本代表MF久保建英は、世界最高峰のリーガ・エスパニョーラ挑戦1年目で24試合3得点の成績を残している。スペイン紙「AS」の表紙に起用されたロングインタビューでは、幼少期に繰り返し映像を見ていたというバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。
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久保は8歳の時に日本で開催されたバルセロナスクールのキャンプで見出され、その後バルセロナの下部組織に加入。クラブが18歳未満の外国籍選手獲得・登録の違反で公式戦出場停止の処分を受けたため、帰国することになった。
FC東京の下部組織を経て、2017年にトップチームでプロデビューを飾り、3年目の2019年シーズンに大きく飛躍。6月にはバルセロナのライバルであるレアル・マドリードと契約して注目を浴びた。
今季は同じスペイン1部マジョルカにレンタル移籍。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを挙げると、一度はベンチ要員に降格するも再びスタメンの座をつかみ、ここまでリーグ戦24試合で3得点をマークしている。
久保は「AS」紙のロングインタビューで様々なテーマに回答しているが、「子供の頃はバルセロナでプレーしていたけど、今はマドリディスタ(レアルのサポーター)だと感じている?」との問いにも、まずは感謝を示す“大人な対応”を見せた。
「まず僕が言わなければならないのは、バルセロナにとても感謝しているということ。それは処分の後に僕を受け入れてくれたFC東京、半年レンタル移籍した横浜F・マリノス、今のマジョルカに対しても同じ。またすべての選手、すべての監督、今まで僕を育て手助けしてくれたすべての人たちにも感謝しています。成人した時にチームを選ぶ大きな可能性があり、レアル・マドリードを選んだのは僕に対する関心から。彼らにはとても感謝している。そして今、僕はマドリディスタになっています」