「本当の夢は…」 久保建英、レアル戦“延期”でファンにメッセージ「全力を尽くします」
スペイン紙のインタビューに回答 「白を身に纏ってのプレー」への思いを明かす
マジョルカの日本代表MF久保建英は、本来なら現地時間12日に所属元であるレアル・マドリードとの対戦を迎えるはずだった。しかし、リーグ戦は新型コロナウイルス感染拡大により中断。このタイミングでスペイン紙「AS」は久保のインタビューを敢行し、その言葉を掲載している。
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19年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍した久保は、シーズン開幕直後にマジョルカへ期限付き移籍。ここまでリーガ・エスパニョーラ挑戦1年目で24試合3ゴールの結果を残している。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦が中断。非常事態宣言も出されるなかで、自宅待機の日々が続くこととなった。
本来の日程では、マジョルカは12日にレアル・マドリードとのリーグ戦を控えていた。レアルから期限付き移籍中の久保にとって、所属元に実力を見せるチャンスでもあったが、残念ながら先の見えない延期となっている。そんななか、「AS」は久保にインタビューを行い、様々な事柄について質問をぶつけている。
インタビュー内で来季の去就について問われると、「まだ何も決めていません」としたうえで、「希望はハッキリしています。マドリードのシャツを着てベルナベウに立てるようになること。今はそのために学んでいます」と回答。さらに今後の“夢”は「素晴らしいサッカー選手になって、マドリードで偉業を達成することです。日本代表でも同じですね」と明かしつつ、レアルへのメッセージを求められると次のように語っている。
「まず、コロナウイルスによって被害を受け、悲しい状況に置かれている方々を励ましたい。そして、レアル・マドリードのファンには『ベルナベウで初めてプレーすることを楽しみにしていましたが、本当の夢は白(レアルのチームカラー)を身に纏ってのプレーです。それを成し遂げるために全力を尽くします』と伝えたいですね」
世界屈指のビッグクラブでの成功に向けて、明確な意志を持って取り組み続ける久保。少しでも早く現在の状況が収束し、その歩みをピッチ上で見られるようになることを願いたい。
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(FOOTBALL ZONE編集部)