元韓国代表MF、アウクスブルク“歴代ベスト11”に選出 母国紙「ファンから愛された」
クラブ公式SNSで発表され韓国紙が反応「フロントの信頼も絶対的だった」
アウクスブルクが公式ツイッターでファンが選んだ歴代ベストイレブンを発表し、元韓国代表MFク・ジャチョル(アル・ガラファ)が選ばれた。韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」が報じている。
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記事は「アウクスブルクがツイッターでファンが選んだ歴代ベストイレブンを発表。4-3-3のフォーメーションで右MFに選定された。済州ユナイテッドでプロデビューし、2011年にヴォルフスブルクに移籍。欧州進出を果たし、その後はマインツ、アウクスブルクでプレーした。ブンデスリーガで8年の歳月を過ごした。自身に与えられたことに対して、常にベストを尽くしてきた“献身のアイコン”ク・ジャチョルは、アウクスブルクとファンから愛された選手だ。ベストイレブンの選出は当然だ」と報じた。
ク・ジャチョルは、アウクスブルクで155試合23得点を記録。チームへの貢献度の高さから、ファンの中に強く記憶に残る選手となったようだ。
また「フロントの信頼も絶対的だった。昨シーズンを最後にアウクスブルクとの契約が満了した後、3年の契約延長を提案されたが、これを断り、新たな挑戦を模索した」と、惜しまれての退団だったとも伝えている。
ク・ジャチョルは昨夏、カタールリーグのアル・ガラファに移籍し、チームの主力としてプレー中だ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。