松田や鈴木も増額評価、さらなる飛躍に期待

　昨季は降格まで紙一重の状況だったが、それでも若手を中心に市場価格を上げた選手がおり、今季においても好材料と言えそうだ。生粋の湘南育ちであるMF齊藤未月（1億800万円／3位）は1800万円の増額となり、残留した選手で唯一の1億円超えを達成している。その他にも、非凡なセンスの持ち主であるMF松田天馬（8400万円／4位タイ）は2400万円増で、ルーキーイヤーで大活躍したMF鈴木冬一（4800万円／17位タイ）は1800万円の増額となっている。

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　才能あふれる若手を中心にチームを構築し直そうとしている湘南にとって、今季の降格がなくなったことは朗報だろう。新戦力と若き才能の融合のために、じっくりと時間を使うことができる。長期的な視点でのチーム強化を考えていたかもしれないが、結果として降格がなくなった今季に様々なトライを行うことで、来季からJ1でも堂々と戦えるチームに仕上がるかもしれない。