サネッティ副会長、ラウタロを狙うバルサに“牽制” 「インテルで過ごす将来が見える」
現役時代にインテルで活躍したサネッティ副会長はイカルディに関して明言を回避
現役時代にアルゼンチン代表の右サイドバックとして長年活躍し、イタリア・セリエAのインテルでも長年にわたって貢献して現在は副会長を務めるハビエル・サネッティ氏が、米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューでクラブの現状や今後の戦略について語った。
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サネッティ氏はアルゼンチン代表として143キャップを刻み、インテルでは公式戦800試合以上に出場した。引退後はインテルのフロント入りし、現在は副会長という重要なポストを務める。
今季からアントニオ・コンテ監督が就任したチームについて、サネッティ副会長は満足しているようだ。
「監督は素晴らしい仕事をしていて、それが結果にも表れている。彼のおかげで選手たちは成長し、クラブ全体の価値も高まっている。若く有望な選手たちとエキスパートの融合は、この道が正しく私たちの前には明るい未来があると感じさせる」
ただ、攻撃陣の中で中核的な位置を占めるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスには、シーズン終了後のバルセロナ移籍の噂が浮上している。サネッティ副会長はそうした動きを牽制するかのような言葉を残している。
「ラウタロはこの1年間で大きく成長した。それはコンテ監督の仕事による部分も多い。元同僚のガブリエル・ミリートとともに、アルゼンチンでプレーしていた彼を連れてきた時から、その才能に疑いを持ったことはない。私はラウタロがインテルで幸せに過ごしているように見ているし、インテルへの愛もある。バルセロナという報道もあるが、私は彼がインテルで過ごす将来が目に見える」
ミリート氏はインテルのエースとして活躍したアルゼンチン代表の点取り屋だが、引退後にラウタロをインテルが獲得する際にアシストがあったようだ。そして、サネッティ副会長はそのラウタロを手放す気がないことを示唆している。一方で、パリ・サンジェルマンに期限付き移籍中のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの去就については「分からない。今は世界的に新型コロナウイルスの問題があり、そのことまで考える余裕がないから」と、明言を避けた。
コンテ監督の手腕で復活を遂げようとしているインテルは、黄金期を知るサネッティ副会長にとっても好循環を生み出しているチームとして誇りに思うものがあるようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)