“お家騒動”渦中のバルサ、難題山積み… 21年完成予定の新スタジアム構想が停滞
カンプノウと周辺地域の改築を目指すプロジェクトが停滞
バルセロナはジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が複数人の経営トップ陣に辞任勧告するなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響下で“お家騒動”が起きている。それとともにスペイン紙「マルカ」は本拠地であるカンプノウの新スタジアム構想が、暗礁に乗り上げていると報じている。
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同プロジェクトは「エスパイ・バルサ」と呼ばれ、カンプノウと周辺地域の改築を目指すものだった。クラブのソシオの72パーセントが賛成票を投じて、2017年の着工、そして2021年の完成を予定していた。しかしその計画に問題が生じているのだという。
まずはすでにスタジアム周辺と近隣建物からの反対を受けて、地元評議会との契約が結ぶことが困難となった。それに加えて財務上でも6億ユーロ(約711億円)で新スタジアムに対する命名権を支払う意向のあるスポンサーを見つけることができなかった。
さらに、工事を担当する建設業者もリソースを使いきったことにより、より大きな命名権の販売額を委任したものの、次期会長候補のビクター・フォント氏らなどの反対派が台頭。これによってプロジェクトは停滞することになった。同氏は今年開催予定のソシオでの投票で、新型コロナウイルスの影響によって実際されない可能性が現実的になっているとしている。
来年には新装なるはずだったカンプノウは、全く手つかずになる状態が予想されている。世界屈指のメガクラブであるはずのバルサだが、聖地をバージョンアップさせるための動きが完全に停滞している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)