リバプール、130億円超“神童”サンチョ獲得は諦め? 「高額すぎて手が出せない」

ドルトムントでプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
ドルトムントでプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】

世界中のビッグクラブが関心を寄せるサンチョだが…

 ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョには世界中のビッグクラブたちがこぞって関心を寄せている。そのうちの一つとされるのが欧州王者リバプールだが、100億円はくだらないというその移籍金の高さから手が出せない状況に陥っているという。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じた。

 マンチェスター・シティの下部組織出身のサンチョは2017年からドルトムントでプレーしている。10代でレギュラーの座をつかみ、イングランド代表デビューも飾るなどドイツで飛躍を遂げた。今では母国イングランドをはじめ、レアル・マドリードなどからの関心も伝えられるようになった。

 欧州王者のリバプールもサンチョに興味を示しているクラブの一つだと見られていたが、どうやら高額移籍金が必須となる獲得レースでライバルに遅れを取ることになりそうだという。ドルトムントの要求額は8800万ポンド(約119億円)とも言われ、成果報酬なども加われば1億ポンド(約134億円)級のビッグディールになるという。

 この金額はリバプールにとって「高額すぎて手が出せない」ものだと「フットボール・インサイダー」は報じている。新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的な打撃もあって移籍市場は縮小傾向にあるといわれるなかで、リバプールにとってサンチョは“高嶺の花”となりつつあるようだ。

 一方で、サンチョの争奪戦でポールポジションに立つのはリバプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドだという。大口のグローバルパートナーに支えられる世界的な名門は、コロナ禍の経済的な打撃をももろともしない豊富な資金力を持っていると指摘されている。

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