カバーニ退団濃厚のPSG、代役候補のイカルディも流出? 本人がイタリア帰還を希望か
レオナルドSDはイカルディを高評価も、退団希望の一因にトゥヘル監督との確執あり?
インテルで構想外となり、今季はパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタル移籍をしているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディはこれ以上、フランスでのプレーを望んでいないようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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インテルとPSGの契約には、今季終了後に7000万ユーロ(約83億円)での買取オプションが付随している。PSGは、この金額を払えば完全移籍でアルゼンチン代表ストライカーを獲得できるが、選手自身の説得に苦しむことになるかもしれない。
PSGにおいて公式戦31試合で20得点を記録してきたイカルディの評価は高い。同じポジションには、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがいるが、カバーニは今季限りで契約満了を迎え、移籍金ゼロで退団する見込みだ。そのなかでPSGは27歳のイカルディをカバーニの理想的な後釜と考えてきた。
PSGのスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏は、イカルディを高く評価し続けている。しかし、バルセロナの下部組織で育ったストライカーは、二つの不満があるようだ。一つはロッカールーム内で何度か衝突することがあったというトーマス・トゥヘル監督との関係が思わしくないこと。そして、もう一つは今もイタリアのミラノで暮らしている家族との生活を重視していることだという。
「ESPN」によると、フランスとイタリアでのプレーを天秤にかけたイカルディは、後者を希望しているようだ。イタリアでは、ACミランへの移籍も報じられているイカルディだが、来季はどのクラブでプレーすることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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