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「逮捕が不思議ではない理由」 釈放のロナウジーニョ、過去の“波乱万丈”な私生活に英紙注目
偽造パスポート所持で逮捕され、釈放されたロナウジーニョ氏の過去に脚光
元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は偽造パスポート所持で逮捕されていたなか、7日に総額1億7000万円の保釈金を支払って釈放された。スーパースターの逮捕は世界的な話題となっていたが、英紙はその奔放なライフスタイルに注目。「ロナウジーニョの逮捕が不思議ではない理由」と題して報じている。
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ロナウジーニョ氏は3月、パラグアイで偽造パスポート使用により兄ロベルト・アシス氏とともに逮捕。同国の刑務所に収監されていた一方、フットサルを楽しむ姿が流出していた。2人合計130万ポンド(約1億7000万円)の保釈金を支払い、兄とともに保釈されたロナウジーニョ氏は、同国アスンシオンのホテルに滞在しているという。
ロナウジーニョ氏の逮捕は衝撃をもって世界に伝えられた一方、その奔放過ぎる生活態度は現役時代から指摘されていた。英紙「デイリー・メール」はそんなロナウジーニョ氏を「ピーク時、彼は最高の選手の1人だった」としつつ、その“振る舞い”に着目。様々なエピソードを紹介している。
一つ目が、練習に酔っ払った状態で参加していたというものだ。2008年当時、所属していたバルセロナではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが台頭。そんななか、元ベラルーシ代表MFアレクサンドル・フレブによれば、「ロナウジーニョと(元ポルトガル代表MF)デコは酔っ払って練習に来ていた。クラブはメッシに悪影響が出ることを恐れ、彼らを放出した」という。バルセロナを追われたロナウジーニョ氏は、そこからACミラン、フラメンゴ、アトレチコ・ミネイロなどに活躍の場を移すこととなる。
ミラン時代もフィジカルコンディションの不安定さを指摘されていたロナウジーニョ氏だが、母国ブラジルでキャリア終盤を迎えると私生活での問題も続出するようになる。2015年には違法建築で約150万ポンド(約2億円)の罰金を科され、支払いが滞ったことで罰金額も膨れ上がっていった。最終的に57件もの不動産物件などの資産を差し押さえられたものの、その時のロナウジーニョ氏の銀行口座には約5ポンド(約700円)しかなかったことも伝えられている。
これらとはやや毛色が違うものの、ロナウジーニョ氏は2人の女性と同時に結婚していたとも報じられたことがある。それでも「彼の物語において、2人の女性との同時結婚は最も狂ったエピソードではない」とされるほど、その人生は波乱万丈だ。私生活では今回の逮捕が最大の“エピソード”となってしまったが、今後悪い方向に更新されないことを願いたい。
(FOOTBALL ZONE編集部)