ミラン指揮官が連勝に貢献した本田を称賛 「監督にもチームにも重要な存在」
公式戦9試合連続出場でチームも上昇気流に
日本代表FW本田圭佑所属のACミランは、3日の敵地パレルモ戦で2-0の勝利を収めた。シニシャ・ミハイロビッチ監督は衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューで、本田のプレーを高く評価。「監督にもチームにも重要な存在」「有言実行」と、あらためて背番号10への信頼を口にしている。
敵地での2-0勝利に、指揮官は満足そうな表情を見せた。そして、前半6分にはCKから直接、同32分にはあわやというミドルシュートでゴールに迫り、同16分の先制点につながる攻撃の起点となった本田に対する信頼を口にした。
「ケイスケは信頼性の高い選手だよ。それに全てを有言実行していくんだ。間違った態度を取ることも絶対にない。監督にとってもチームにとっても重要な選手だよ」
チームの連勝に貢献した本田は戦術理解度の高さをピッチ上で示している。クラブ批判や低調なパフォーマンスに終始していた前半戦の背番号10には、率直な物言いで苦言を呈してきた”鬼軍曹”だが、後半戦は充実ぶりを称えるコメントを発する機会が続いている。
今年に入ってから全ての公式戦にスタメン出場を続けている本田は、1月31日のミラノダービーから中2日の敵地シチリア島での強行軍でもフル出場を果たした。指揮官の信頼を完全につかんでいるようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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