バルサに激震…副会長ら幹部6人が辞表提出 新型コロナ余波で経営方針対立「汚いもの」

新型コロナウイルスの流行でバルセロナのクラブ方針に影響か(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの流行でバルセロナのクラブ方針に影響か(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

ルソー副会長らが一斉に辞表提出 「パンデミック後の方針について…」

 新型コロナウイルス禍の真っ只中にあるリーガ・エスパニョーラの名門バルセロナだが、このタイミングでフロント上層部の“お家騒動”が起こった。エメリ・ルソー副会長ら幹部6人が辞表提出したことが、スペインメディアでも大きく伝えられている。

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 発端となったのは現地時間9日、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がルソー氏らを含めた4人に辞任を勧告したことで、彼らに加えて意見をともにする2名が連名で辞表を提出。そこの理由には「パンデミック後の方針について、クラブ経営の方針が変わらないと判断して決断した」と、新型コロナウイルスによる経営打撃を踏まえた決断だったとしている。

 スペイン紙「マルカ」によるとルソー氏はラジオ局「RAC1」の取材に答えている。同氏はSNSでのOBやフロント、選手に対して批判的な投稿を“外部委託”したという疑惑の「バルサゲート」の件についても「ソーシャルメディアの問題は汚いものだった」と触れるなど、溝があることは明らかだ。

 ルソー氏の行動を受けて、クラブ側は以下のように声明を発表している。

「エミリ・ルソー元副会長がメディアのインタビューで行った深刻かつ根拠のない告発を受けて、クラブは汚職と表現されるような行為を断固否定し、いかなる法的措置を取る権利を持っています」

 選手側の給与70パーセント削減などの話題が出る一方で、経営トップで起きているゴタゴタ。今季リーガ3連覇を狙っていたバルサだが、クラブ内のコンセンサスを取ることはできるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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