復権パフォーマンスの長友を地元メディアが称賛 「カシミアのように上質」「400m走者のよう」

1-0勝利のキエーボ戦 合格点の「7点」のオンパレード

 インテルの日本代表DF長友佑都は、3日の本拠地キエーボ戦に先発フル出場し1-0の勝利に貢献した。リーグ戦では1月24日のカルピ戦の途中出場以来、先発では同10日のサッスオーロ戦以来のピッチとなったが、右サイドバックとして躍動。守備面だけでなく、攻撃でもFWマウロ・イカルディの頭にドンピシャのクロスを合わせるなど存在感を発揮した。試合後に選手の採点を公開したイタリアメディアでは、「400メートル走のランナーのよう」「カシミアのように上質」と高評価が並んでいる。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、長友を「7点」と採点した。「スタメン出場はサプライズだった。試験が与えられた状態だったが、いつもどおりの最大限に力を発揮するプレーだけでなく質も高かった。対面した相手MFゴッビを危機的状況に陥れ、イカルディには2度のビッグチャンスを提供した。サポーターの懸念に見事な返答を示した」と、献身性だけでなくプレーの質でも評価されている。

 長友は1月27日のイタリア杯準決勝第1戦のユベントス戦で先発フル出場し、対面のコロンビア代表MFフアン・クアドラードに躍動を許し、0-3で敗戦する一因になってしまった。それ以来の先発出場にメディアからは疑いの目も向けられたが、それを晴らすような活躍だったと称賛されている。

 

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