ミラン本田、パレルモ戦の惜しいCK弾などでイタリアメディア絶賛 「灼熱の左足で直接狙う」
及第点評価 「戦術的にも非常に優れている」
ACミランの日本代表FW本田圭佑は3日の敵地パレルモ戦に先発フル出場し、チームの2-0の勝利に大きく貢献した。前半6分に右CKから直接ゴールを狙い、ライン上でパレルモGKにクリアされて久しぶりのゴールとはならなかったものの、他にも強烈なミドルシュートを放つなど存在感は十分だった。地元メディアでは及第点の評価とともに、「灼熱の左足」と絶賛されている。
ミラン専門のニュースサイト「milannew.it」は、本田に「6.5点」を与えて及第点評価とした。「パレルモGKソレンティーノにギリギリでクリアされたが、灼熱の左足でCKを直接狙った。彼の足はいつも丁寧なプレーを見せ、バッカの先制点につながるアクションを見せた。戦術的に非常に優れたプレーをこの試合も続けた」と、本田自身が語るチームを機能させるプレーが光ったと評価している。
右CKの場面で直接ゴールを狙った惜しいプレーも評価の対象となった。さらには前半16分のFWカルロス・バッカによる先制点の場面では、本田がボールをキープしてDFイニャツィオ・アバーテが走り込む時間を作ってからパス。アバーテの低いクロスをバッカが決めた。このシーンを丁寧なプレーとし、左足は最高にホットだったと称賛されている。
ゴールやアシストという目に見える結果は残せなかったが、公式戦9試合連続出場を果たした本田は存在感を大いにアピールしている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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