バルサMFビダル、中国複数クラブの巨額オファー全て“拒否” 欧州トップでのプレー希望
中国クラブから巨額オファーを断り、欧州でのプレーに“こだわり”
バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは、あくまでも欧州のトップレベルでのプレーを継続する願望から、巨額のオファーを断ったという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ビダルはバルセロナから、今冬の移籍市場でイタリア・セリエAのインテルに移籍する可能性などが報じられていたが、そのタイミングで監督交代があったバルセロナに就任したキケ・セティエン監督が放出を拒んだと報じられていた。一方で、記事ではスポーツ専門局「FOXスポーツ」の情報として、ビダルに対しては中国から巨額オファーが複数クラブから舞い込んでいたという。
中国の移籍市場はシーズン制の違いにより欧州よりも締め切りが遅いが、2月に入ってからのオファーもビダルは全て断ったとしている。そのモチベーションは、あくまでも欧州のトップレベルの大会に参加できる最高峰の位置でプレーを続けるためであり、バルセロナから移籍する場合もその優先順位が変わらないという。
一方で、インテルにはユベントス時代に指導を受けて獲得を熱望するアントニオ・コンテ監督の存在があり、ビダルもまたバルセロナでの立場からインテル行きは望んだ選択肢の一つになるともした。
バルセロナに残留した場合やインテルに移籍した場合でも、恐らく手取り年俸などの契約面で中国からのオファーを上回る可能性は低い。しかし、ビダルは自身の選手としてのキャリアを、欧州トップクラスのクラブでプレーし続けることに優先順位を置いた決断をすでに下しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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