フランクフルト長谷部は「全会一致の選択」 現地メディア“過去10年ベスト11”企画実施
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ドイツメディアがフランクフルトの過去10年に注目 ベスト11投票企画で“候補”提案
ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、2014年の加入からすでに6シーズン目を迎えている。ドイツメディア「VRM」はフランクフルトの過去10年でのベストイレブン投票企画を実施。同メディアが提示する5つの候補では、いずれも長谷部が選出されている。
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Jリーグの浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた長谷部は、2008年1月にヴォルフスブルクに移籍。08-09シーズンにブンデスリーガ制覇を経験すると、ニュルンベルクを経て、2014年6月に現在のフランクフルトに加入し、今季で6シーズン目を戦っている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)との過密日程を強いられるなか、ベンチを温める試合もあったものの、今季もここまで公式戦31試合に出場しており指揮官からの信頼も厚い。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大によって公式戦がストップしているが、その状況にあって「VRM」はフランクフルトの過去10年間の軌跡に注目。2017-18シーズンにはDFBポカール優勝も果たしたなか、10年間の“ベストイレブン”を投票で決定する企画を実施している。
投票と同時に、同メディアが候補として提案するベストイレブンも5通り公開されている。そのなかで5選手が全ベストイレブンに名を連ねていたが、その1人が長谷部だった。他の4人はMFセバスティアン・ローデ、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ、FWアレクサンダー・マイアー、クロアチア代表FWアンテ・レビッチで、ニコ・コバチ監督も不動の存在として挙げられていた。
それぞれの選考理由のなかで、長谷部は「全会一致の選択だろう」「象徴的なプロフェッショナル」「全てを防ぐ要塞を築く」と紹介されており、ポジションもボランチ、センターバック、右サイドバックと多岐にわたった。現在はリベロとしての出場が増えているものの、どのポジションでも高いレベルでこなす万能性もポジティブな評価につながっていた。
今年で36歳を迎えた長谷部。日本代表をキャプテンとして長く支えた男は、ドイツでも歴史に名を刻みつつ、まだまだ最前線で戦い続けてくれそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)