元Jリーガーも選出、その理由は? チェルシー「史上ワースト11」を英メディア発表
鳥栖で活躍したトーレスも不名誉なメンバー入り、失敗の要因は費用か、怪我か…
2003年にロマン・アブラモビッチ氏がオーナーに就任して以降、チェルシーは数多くの選手がプレーしてきた。ただ、素晴らしい活躍を見せた選手がいれば、お金を有効活用できなかったと言われてもおかしくない選手もいた。英サッカーサイト「90min」はプレミアリーグ史上「チェルシーのワーストイレブン」を紹介。不名誉なメンバーにサガン鳥栖などで活躍した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスも名を連ねた。
プレミアリーグにおけるチェルシーのワーストイレブン。GKには現在リーズでプレーするイングランド人GKロス・ターンブルがメンバー入り。ミドルスブラから加入したものの、4年間で7試合の出場に終わったことが選考の理由となっている。
最終ラインは4枚。右サイドバックには「背番号9を背負っていたことが最も印象に残っている」と称された元オランダ代表DFハリド・ブラールズ、左サイドバックにはガーナ代表DFババ・ラーマンがメンバー入り。CBにはわずか12試合の出場ながら4年間で1000万ポンド(約13億円)を稼いだとされる元オランダ代表DFウィンストン・ボハルデ、13試合の出場でクラブを去った元イスラエル代表DFタル・ベン・ハイムが選出された。
3枚のセンターハーフには、05-06シーズンの途中に加入したものの結果を残すことができないまま退団した元チェコ代表MFイジー・ヤロシク、「ジェイソン・ステイサムの映画を見るのと同じような感情が湧いてくる」と揶揄された元イングランド代表MFスティーブ・シドウェル、そして「小さな魔法使い」と呼ばれながらチェルシーでは存在感を発揮できなかった元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンが入っている。
前線には、ブラックバーンで活躍して鳴り物入りで加入したものの28試合で1得点に終わった元イングランド代表FWクリス・サットンに加え、大きなインパクトを残すことができなかった元スコットランド代表FWロバート・フレックがメンバー入り。また、最後の一枠にはJリーグでも活躍したトーレスを選出。「5000万ポンド(約67億円)の費用だったのか、4月の怪我のせいだったのか、髪型を変えたせいだったのか」と失敗の要因を挙げられたように、リバプール時代ほどの活躍を見せられなかったことで不名誉なワーストイレブンに名を連ねている。
アブラモビッチ氏の買収によって様々な選手を獲得してきたチェルシーだが、思い返せばなかなか結果を残すことができなかった選手も多かったようだ。