チェルシー、77億円でコウチーニョ獲得交渉か バルサ側条件に“買取義務オプション”
バルサの放出候補コウチーニョをチェルシーが狙うと海外メディア報道
プレミアリーグの名門チェルシーが、バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの獲得に向けて交渉を行っているようだ。スペイン紙「スポルト」が報じた。コウチーニョは保有権を持つバルセロナの放出候補となっており、1年のローンに買取義務オプションが付く形での移籍が浮上しているという。
コウチーニョは2018年夏にバルセロナへ加入するもフィットしきれず、昨夏にバイエルンへ期限付き移籍で加入。初挑戦のドイツではここまで公式戦32試合で9得点8アシストを記録するなどインパクトを残しているが、バイエルンは買取オプションを行使しない方針だと報じられている。
契約満了をもってスペインへの復帰の可能性が高まっているなか、バルセロナ側はコウチーニョを放出候補の1人と見ているようだ。
そして、今夏のコウチーニョ獲得に興味を持っているのがチェルシーで、ローン移籍に向けて話し合いが行われているという。チェルシーはまずレンタルでの獲得を目論む一方、バルサは買取義務のオプションをつける形を望んでいるようだ。
バルセロナとしてはリバプールからの獲得時に1億6000万ユーロ(約190億円)の高額移籍金を投じているだけに、売却によって少しでも移籍金を回収したいと考えている模様。ただし、新型コロナウイルスの影響下で選手の市場価値も下落傾向にあるため、買取金額は6500万ユーロ(約77億円)程度を提案しているという。
英紙「デイリー・ミラー」は「フィリペ・コウチーニョはチェルシーからライフラインの移籍をオファーされている」としてこのニュースを報じた。ビッグクラブを渡り歩く実力を持ちながらバルセロナで構想外となりつつある状況のブラジル代表MFに、チェルシーが救いの手を差し伸べていると指摘した。
チェルシーは昨夏にプレーメーカーのベルギー代表MFエデン・アザールがレアル・マドリードに移籍し、攻撃陣の柱を失った。そこでプレーエリアの似通ったコウチーニョを後継者と見定めたのか。ブラジル代表MFウィリアンにも移籍の噂が耐えないなかで、27歳のコウチーニョを射止めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)