日本は「別格の場所」 海外助っ人Jリーガーが感激「温かく迎えてもらった」
19年夏に横浜FM加入のFWエリキ、日本やチームについて言及
横浜F・マリノスに所属するブラジル人FWエリキが、Jリーグ2シーズン目を迎えるなかで「日本は驚くほどの文化を持っている」と称賛し、「本当に素晴らしい経験をしている」と語っている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が伝えた。
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現在25歳のエリキは、19年8月にブラジルのパルメイラスから横浜FMに期限付き移籍。同月の第23節セレッソ大阪戦(1-2)でJリーグデビューを飾ると、続く第24節名古屋グランパス戦(5-1)で驚愕のバイシクルシュートを叩き込み、来日初ゴールをマークした。最終的にリーグ戦12試合8ゴールの結果を残し、チームの15年ぶり4回目のJ1リーグ優勝に貢献している。
エリキは横浜FMのスタイルについて「非常にアグレッシブかつ攻撃的だ。常にボールを保持する。ボール保持率で相手を下回らないんだ」と言及。「ブラジルのサッカーと似ているし、大きな違いを感じないし、とても幸せだ」と漏らしている。またアンジェ・ポステコグルー監督に求心力にも触れ、「監督も素晴らしい人で、”家族”を作り上げてくれる」と絶賛している。
エリキは初の海外挑戦として日本を選んだなか、自分の決断が正しかったと確信しているようだ。「素晴らしく、珍しい体験だ。ブラジル国外で大きな挑戦をするという目標を持っていた」と明かし、「日本はアジアの最前線で、驚くほどの文化を持っている。ここは別格の場所で、ファンのみんなにも温かく迎えてもらった」と感謝の言葉を口にしている。
「セレッソ大阪戦でデビューし、名古屋グランパス戦でオーバーヘッドから初ゴールを決められた。これまでのところ全てが順調で、本当に素晴らしい経験をしている」
新型コロナウイルスの影響を受けてJリーグは一時中断しているが、横浜FMにとってリーグ連覇が懸かったシーズンとなる。得点源の1人として大きな期待が懸かるエリキは、リーグ再開後に輝きを放ってくれそうだ。