レアル、オフの補強は? ジダン監督が「下さなければいけない決断」に現地紙注目
最終ラインでは人員整理と人員補充が課題に
デンマーク代表MFマルティン・ウーデゴールやスペイン代表MFダニ・セバージョスのように、クラブに復帰して力になることが期待されている選手もいる。だが、ジダン監督は中盤の中核となれる選手を求めており、その要求に見合うのは一人しかいないと言われている。それがマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバだ。
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ポグバとユナイテッドの契約は2021年6月までとなっている。マンUはポグバとの契約延長を希望しているが、ポグバのレアルへの加入という夢は消えていない。経済危機に加え、今季彼が8試合しかプレーしていないことから、彼の移籍金は1億ユーロ(約118億円)から下落している。唯一の問題は、フランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得も目指しているとされるクラブが、2人の移籍金を捻出できるかだろう。
続いて取り上げられたのが、最終ラインの人員整理だ。左サイドバックには、ブラジル代表DFマルセロとフランス代表DFフェルランド・メンディ、右にはスペイン代表DFダニエル・カルバハルに加え、スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラ、ドルトムントに期限付き移籍しているモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、さらにセビージャに期限付き移籍しているスペイン人DFセルヒオ・レギロンもいる。誰を残し、誰を放出するか、ギャンブルに出ないといけない。
最終ラインの両サイドの充実ぶりに対し、中央は人員不足に陥るかもしれない。スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが、より多くの出場時間を求め、ブラジル代表DFエデル・ミリトンには多くのクラブから関心が寄せられている。下部組織には彼らの穴を埋められる選手は見当たらない。そのため、ラモス、フランス代表DFラファエル・ヴァランのバックアップとなる選手を探すことになる可能性がある。
そして最後の問題が、2年前に1100万ユーロ(約13億円)で獲得した21歳のウクライナGKアンドリー・ルニンとパリ・サンジェルマンで先発の座をつかんだ27歳のフランス人GKアルフォンソ・アレオラのどちらを呼び戻すかだ。
シーズンが通常通りに行われていれば、いくつかの問題は解決しやすかったかもしれない。ジダン監督がこのような悩みを抱えるように、シーズンオフには世界中の監督も大なり小なり、悩みを抱えることとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)