クロップ監督が獲得狙う“ラストピース”は? 元日本代表監督も指導の実力者に英注目
クロップ監督、セビージャのブラジル人DFカルロスに関心 獲得の障壁は…
イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、チームの守備陣を完成させる最後のピースとして、セビージャのブラジル人DFディエゴ・カルロスに関心を示しているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
27歳のカルロスは、2014年に地元ブラジルからポルトガルへ渡ると、その2年後にフランスのナントへ移籍し、元日本代表監督ヴァヒッド・ハリルホジッチ氏の指導も受けた。そして、今季からはリーガ・エスパニョーラのセビージャでプレー。ここまでリーグ戦25試合に出場するなどの活躍を見せている。
クロップ監督は新戦力獲得に向けて常にアンテナを張っており、カルロスの活躍ぶりがリバプール指揮官の目に留まったようだ。
スペイン紙「スポルト」によると、クロップ監督は今夏の移籍市場でのカルロス獲得に関心を示しており、同選手こそがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの横に並んでリバプールの4バックを完成させてくれると考えているそうだ。
ただ、カルロスに設定されている7000万ユーロ(約83億円)という高額な契約解除金が大きな“壁”になるかもしれない。
クロップ監督は、ブラジル代表GKアリソンやファン・ダイクのように高額選手を獲得してきた一方、格安選手も陣容に加えてる。「デイリー・ミラー」は、今冬に加入した日本代表MF南野拓実、U-17イングランド代表MFハービー・エリオット、オランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフなどの存在を踏まえ、「あまり認知度の高くない選手を移籍金を抑えて獲得するやり方を優先してきた」と指摘。そのうえで「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たし、プレミアタイトルまでもあと2勝に導いた従来のやり方を変えるようには思えない」と記している。
果たしてクロップ監督が思い描く陣容は完成するのか注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)