久保や南野の去就に影響も… 今夏“主役級の目玉”の人気沸騰、強豪6クラブが争奪戦

今夏移籍市場の"目玉"として注目されるFWフェラン・トーレス【写真:Getty Images】
今夏移籍市場の"目玉"として注目されるFWフェラン・トーレス【写真:Getty Images】

バレンシアFWトーレスの評価がうなぎ上り、今夏の移籍確実視でビッグクラブも注目

 今夏の移籍市場で主役級の目玉選手となりそうなのが、バレンシアのU-21スペイン代表FWフェラン・トーレスだ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、欧州のビッグクラブ6チームが争奪戦を繰り広げると報じている。

 トーレスは20歳にして今季リーグ戦で25試合出場4ゴール4アシストの成績を残し、右ウイングとして活躍。しかし、バレンシアとは2021年6月に切れる契約を結んでいるため、その1年前のタイミングとなる今季終了後は移籍金を伴うステップアップが確実視されている。

 すでに国内の強豪レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードが獲得に動き、さらにイングランドからはリバプール、ドイツからはドルトムント、そしてイタリアからはユベントスが獲得への動きを見せ始めているという。

 トーレスは先月にバレンシアからの契約延長オファーを断ったという報道もあり、その若さもあって移籍市場で最大級の注目株となるのは確実。争奪戦の行方次第では、レアルでは日本代表MF久保建英(マジョルカへ期限付き移籍中)、リバプールでは日本代表MF南野拓実という日本代表アタッカーたちの去就やポジション争いにも影響を与える可能性もある。

 ユベントスではブラジル代表MFドウグラス・コスタがトレードの候補に挙がるなど、その評価の高さはすでに実績のあるアタッカーと同等クラス。その交渉の行方が注目されそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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