「本当に不思議」 “日本人の特徴”を元Jリーガーが指摘「神戸の仲間たちとも話した」

元神戸のウェリントンが日本について語った【写真:木鋪虎雄】
元神戸のウェリントンが日本について語った【写真:木鋪虎雄】

元神戸FWウェリントンが新型コロナウイルスへの対応に言及

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、Jリーグを含む各国のリーグが中断している。そんななか、昨季までヴィッセル神戸でプレーしていたブラジル人FWウェリントンは日本人について「このような状況でも自然に対応できているのは、本当に不思議なことだ」と語っている。

【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;

 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは、いまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月22日と23日に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、直後にリーグ中断。Jリーグは4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1と順次再開を予定していたが、感染が拡大し続けている状況を受けて、その案を白紙に戻すことも発表した。

 そんななか、今季からボタフォゴSPに加入したウェリントンはブラジル紙「グローボ・エスポルジ」のインタビューに応じた。J1通算19ゴール、J2通算46ゴールを記録したウェリントンは昨季限りで神戸を退団していた。

 ブラジルでも新型コロナウイルスが感染拡大しており、感染者は1万4000人を越える危機的な状況にあるが、ウェリントンは日本が欧米に比べて爆発的な感染を抑止できている状況について「日本人は際立って礼儀正しく、組織的で用心深い」と日本人の特徴によるものであると主張している。

「このような状況でも自然に対応できているのは、本当に不思議なことだ。この状況に陥ってから推奨されている習慣を、彼らは日常的に取り組んでいた。常に互いに距離感を保つことを意識し、非常に清潔で、頻繁に手を洗い、マスクを着用している。クラブ側から遠征で選手たちに着用を求める時もある」

 また、「かつての神戸の仲間たちとも話した。彼らはサッカーと学校が中断していると言っていた。人々は普段通り歩いており、商売も機能している。だが、私は驚かない。日本は降伏しないことで知られる国だからだ」と語っていた。約5年間日本で過ごしたウェリントンだが、日本の文化に感銘を受けていた様子だった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング