バルサFWスアレス、“給与カットに難色”をフェイクニュースと主張 「真実ではない」
22~23人の調整は「簡単ではない」と合意に時間を要した理由を説明
スペインの強豪バルセロナは、選手たちとクラブの間で給与カットに合意したとされているが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスはその過程にあった選手たちが渋っているという報道を“フェイクニュース”だと主張した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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新型コロナウイルスの感染拡大によりスペイン国内の公式戦がストップしているなかで、バルセロナは選手たちが給与カットに合意するまでの間、難色を示しているなどと報道された。スアレスはそれに対して真っ向から反論している。
「周囲による真実ではない発言に、チームメイトの一部に社会からの不快感が浴びせられた。選手たちが多くのお金を失うことを望んでいないこと、給与カットに同意しなかったこと、こうした発言はチームメイトを悩ませた。全員が経験している現在の状況を考慮して、すべての選手がクラブを手助けした」
実際に、「なぜ合意までに時間がかかったのか」という問いに対してもスアレスは回答。「22人か23人の選手たちがいて状況を管理するのは簡単ではない。クラブと選手の代理人にも影響を与えるものだからだ。可能な限り短い時間で最善の解決策を見つけようとしたが、少し時間がかかった」と説明している。
世界的にも多くのクラブと選手たちの間で給与カットの話し合いが行われているが、すでに合意に達した選手たちとクラブの間でも、調整が一筋縄ではいかないと容易に想像できる。スアレスは、そうした調整の間に受けた“口撃”に対して不快感を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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