「韓国の軍事訓練は過酷」 ソン・フンミン、入隊者に紛れる“シュールな加工画像”を英公開
リーグ中断期間に韓国へ帰国、トッテナムFWソン・フンミンが軍事訓練に参加
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、プレミアリーグを含む各国リーグが中断を余儀なくされている。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンはこの期間中に帰国し、軍事訓練に参加することを表明している。英メディアは韓国代表エースが、過酷な訓練に紛れ込む“シュールな加工画像”を公開している。
中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスは現在、世界中で猛威を振るっており、イングランドのプレミアリーグも4月30日までの延期を目処にしていたが、事態の収束とは程遠い状況のため、3日には無期限の延期を発表している。再開が不透明な状況のなか、ソン・フンミンはクラブから許可を得て韓国に帰国していると伝えられていた。
ソン・フンミンは2018年にアジア大会優勝に貢献したことで、本来課される約2年間の徴兵は免除されているが、4週間の“基礎軍事訓練”は義務として消化する必要があるという。英メディア「GIVE ME SPORT」は「ソン・フンミンが参加する韓国の軍事訓練は過酷と聞いている」と見出しを打って注目している。
新規入隊者は全員、必要なブートキャンプ(新入隊員の訓練)の短縮版を受ける義務があり、規律教育、戦闘訓練、化学や生物、放射線や核などの演習が実施されるという。また、最大30キロメートルのグループ行進は「厳しいブートキャンプにおいて最も困難なプログラム」と説明している。
また、公式インスタグラムでは、真冬に雪が積もる環境で半裸になる入隊者の中で、頭を抱えるユニフォーム姿のソン・フンミンを紛れ込ませるシュールな加工画像も公開。プレミアでも屈指のタフネスとして知られるソン・フンミンだが、韓国の軍事訓練は過酷なものに感じるかもしれない。
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