チャイナマネー炸裂! お騒がせ江蘇蘇寧がリバプール獲得失敗のブラジル人MFに衝撃の65億円オファー
36億円でのラミレス獲得に続き、シャフタールMFテイシェイラが標的に
今冬の移籍市場で「中国のお騒がせクラブ」として一躍有名になった中国の江蘇蘇寧が、さらなるチャイナマネーをバックにした大補強に出ようとしている。ウクライナのシャフタール・ドネツクでプレーしているブラジル人MFアレックス・テイシェイラに対し、5000万ユーロ(約65億円)の移籍金でオファーを出したことが分かった。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
江蘇蘇寧は今回の欧州移籍市場で最高額となる2800万ユーロ(約36億4000万円)で、チェルシーからブラジル代表MFラミレスの獲得を正式に発表したばかり。それだけでなく、新たに欧州のビッグクラブも注目するテイシェイラ獲得に動いているという。テイシェイラに対しては今冬にリバプールが3500万ユーロ(約46億円)のオファーを提示したが、シャフタール側が断っていた。しかし、欧州の名門をも大きく上回る条件を江蘇が提示しているという。
江蘇蘇寧はこの冬の移籍市場で2度にわたるドタバタ劇を繰り広げていた。まずは日本代表FW本田圭佑が所属するACミランに対し、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノの獲得をオファー。ミランと江蘇蘇寧の間では移籍金1500万ユーロ(約20億円)で、アドリアーノ自身とも年俸800万ユーロ(約11億円)で複数年契約を結ぶことで合意したと報じられた。しかし、メディカルチェックと正式契約のために中国入りしたアドリアーノに対し、当初の合意とは違う年俸額を提示。アドリアーノ側が激怒し、破談になった。
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