20歳の香川真司が見せた3人抜き“キレキレドリブル”をJ公式が回顧 J2時代の一戦にファン反響

セレッソ大阪時代の香川真司に再脚光【写真:Getty Images】
セレッソ大阪時代の香川真司に再脚光【写真:Getty Images】

公式YouTubeチャンネルで09年の湘南戦を回顧

 Jリーグが公式YouTubeチャンネルで「もう一度見たいあの試合」と題して、スペイン2部サラゴサに所属するMF香川真司の若手時代を特集した。セレッソ大阪に所属していた2009年7月12日、J2第27節の湘南ベルマーレ戦(3-4)で2得点した一戦をプレーバック。キレキレのドリブルが反響を集めている。

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 香川はFCみやぎバルセロナユースに所属していた2005年、高校2年生の時にC大阪への入団が決定。06年にプロ入りを果たし、J2だった07年から主力に抜擢された。08年には16得点し、20歳だった09年は44試合27ゴールでJ2得点王に輝く活躍。J1昇格に貢献し、10年途中にドイツの強豪ドルトムントへ移籍を果たした。

 現在もスペインで高みを目指し続ける香川。そんなJリーグが生んだスターを公式YouTubeチャンネルが特集した。「もう一度見たいあの試合」と題して、J2ながら存在感を発揮した2009年、2ゴールした湘南戦の“キレキレドリブル”に注目している。

 試合は、前半15分に先制点を許すも、同33分に左CKをMF濱田武が直接決めて同点。1-1の後半4分に香川が見せた。ペナルティーアーク付近でパスを受けた香川はDF2人に囲まれるも、一気にスピードアップ。あっさりかわすと、対峙したDFも抜き去り、味方へパスした。パスを受けた濱田がヒールで落とすと、走り込んだ香川がGKもかわして左足で決めた。

 さらに2-2とされた後半21分、右サイドを突破。DF2人に囲まれるもドリブルで切り込み、最後はファウルで倒されてPKを獲得した。これを自らゴールに沈め、この日は持ち味のテクニックを存分に発揮して2得点の活躍だった。

 ファンからは「J2とは思えない試合」「この年のヴェルディ大黒vs香川真司の得点王争いは熾烈でおもろかった」「素晴らしい試合!」など反響を呼んでいる。当時からファンを魅了する香川のプレーに誰もが心を踊らされているのは間違いない。

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