仏代表FWジルー、今冬に移籍志願も残留の可能性? チェルシーと新契約の予備交渉か
チェルシー側が提示する1年契約に、ジルー本人が応じるかは不透明
チェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーは、1月の移籍市場で退団の意思表明をしていたが、クラブと新契約を結ぶ可能性が出てきたようだ。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
ジルーは来季以降もチェルシーでプレーするかもしれない。同メディアによれば、フランス人ストライカーに近い関係者の情報として、クラブと新契約を結ぶための予備交渉が行われたという。英国の新型コロナウイルス対策が緩和されるまで合意に至らない可能性が高いが、ジルーの代理人らは新契約に関する初期交渉があったと明かした。
チェルシーには、30歳以上の選手には1年契約をオファーする決まりがあり、これに沿った契約内容を打診する見込みだ。ただし、ジルー本人が短期契約に応じるかは不透明な状況にある。チェルシーの契約交渉は、フランク・ランパード監督の意向を汲み取ったうえで、クラブの経営責任者であるマリーナ・グラノフスカヤ氏が行う。
ジルーに関しては、アントニオ・コンテ監督率いるセリエAのインテルを筆頭に、複数のクラブが関心を示している。インテルは1月にジルーの獲得を目指したが、その時はクラブが移籍を認めなかった。当時、移籍願望を隠さなかったジルーだが、イングランド代表FWタミー・エイブラハムの負傷を受け出場時間を伸ばすと、プレミアリーグ第27節トッテナム戦(2月22日/2-1)や第29節エバートン戦(3月8日/4-0)でゴールを挙げた。
FA杯5回戦のリバプール戦(3月4日/2-0)後、ジルーは「今季は残り数試合となり、試合に勝ち続ければ、もう一つトロフィーを取ることができるかもしれない。その先もあと2、3シーズンは良い状態で戦えるはずだ。今は契約などについて話すタイミングではない。でも、その時が来たら決断するよ」と語り、残留にも含みを持たせていた。
チェルシーはジルー同様に、今季限りで契約が満了するブラジル代表MFウィリアンとも交渉をしている。一方、元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス、元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロとは、新たな契約を結ばないようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)