韓国代表FWソン・フンミン、中断期間の“軍事訓練”参加に英注目 「サポーターは歓喜するだろう」
4週間の兵役を消化し、5月にロンドン帰還を果たす予定
トッテナムは現地時間6日、韓国代表FWソン・フンミンが韓国での軍事訓練に参加していることを発表した。英メディアもこれに反応している。
中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスは欧州でも猛威を振るい、各国のリーグ戦は中断に追い込まれた。プレミアリーグも無期限の延期となっているなか、右腕骨折のリハビリ中であるソン・フンミンは韓国に帰国している。
その理由は兵役の訓練にあるとされていたが、今回クラブからも正式に発表があった。ソン・フンミンは2018年にアジア大会優勝に貢献したことで、本来課される約2年間の徴兵は免除されているが、4週間の“基礎軍事訓練”は義務として消化する必要があるという。また、5月にはロンドンに戻ることも発表されている。
この発表を受け、英メディア「Caught Offside」は「トッテナムがソン・フンミンの兵役と帰還日について声明」と見出しを打ち、トッテナムの発表を報道。「英国内の外出禁止令に伴いプレミアリーグも中断され、ソンにとっては義務を消化するまたとないチャンスとなった」として、次のように伝えている。
「27歳のソン・フンミンはここ数年、トッテナムのキープレーヤーとなっており、ノースロンドンのクラブのファンから絶大な人気を誇る。サポーターは5月の帰還に歓喜するだろう。それまでに公式戦が再開する可能性は低そうだ」
先月にはすでに負傷からの回復が順調なことを明かしていたソン・フンミン。母国で義務をこなし、新型コロナウイルス問題の収束とともにロンドンに帰還を果たすのが、ベストのシナリオとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)