元ブラジル代表FW、コロナ拡大で“本音”吐露も…日本人を信頼「遠慮深く、用心深い」
名古屋FWジョーが現状に言及 「日本では1年中マスクをしているし…」
J1名古屋グランパスに所属する元ブラジル代表FWジョーは、新型コロナウイルス感染が拡大している日本の現状について「少し怖い」と語りながらも、「日本人は遠慮深く、用心深い」と信頼を寄せている。ブラジルメディア「MEU TIMAO」が報じた。
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現在33歳のジョーは、2018年に母国コリンチャンスから名古屋へ移籍。Jリーグ挑戦1年目はリーグ戦32試合24ゴールの活躍でJリーグ得点王に輝き、Jリーグベストイレブンに選出された。在籍3シーズン目を迎え、今では日本での生活にもすっかり溶け込んでいる。
そんなジョーが母国の取材に応じ、新型コロナウイルスが拡大する日本の状況について言及。「日本人は年間を通して病気にならないようにしている」と前置きしつつ、「自分たちが住んでいる地域の生活は、あまり影響を受けていない」と語っている。
「もちろん少し怖い」と胸中を明かしながらも、「日本では1年中マスクをしているし、日常的にどんなウイルスも防ごうとしている。気を付けるのが普通になっているんだ」と文化的な背景を指摘。「日本人は遠慮深く、用心深い」というのが拠り所の一つになっているようだ。
「道を歩く人や車の流れは減っているけど、生活は普通だ。常に手を洗い、できるだけ長く家にいるようにするという予防策に従っているよ」
母国リーグで得点王とMVPをダブル受賞し、代表経験もあるジョーにとって、日本での生活は平穏そのものだという。「日本人は規律を重んじるから、ブラジルに比べて見かけても慎重に接してくれる。しっかり認識してくれているから、やりがいもある」と続ける。
以前、名古屋との契約が今季いっぱいと明かしていたジョー。新型コロナウイルスの影響でシーズンは一時中断となっているなか、自身のインスタグラムで自宅トレーニングの様子をアップしていた。シーズン再開後、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。