元日本代表MF中田と共闘したFWも選出 「驚きを与えた欧州最多得点者7人」を英特集

(左から)トニ、トッティ、ラーション【写真:Getty Images】
(左から)トニ、トッティ、ラーション【写真:Getty Images】

ルカ・トニやヘンリク・ラーション、フランチェスコ・トッティらが受賞

 欧州の最多得点者に与えられる「ゴールデンシュー」は2009-10シーズン以降、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が占有(2013-14シーズンはルイス・スアレスと同時受賞)している。そのなかで英メディア「90min」は、「驚きを与えたゴールデンシュー受賞者」7人を紹介。元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションや元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティらが名を連ねた。

 2002-03シーズンにリーガ・エスパニョーラのデポルティボで29得点を挙げた元オランダ代表FWロイ・マカーイ、05-06シーズンにセリエAのフィオレンティーナで31得点を奪った元イタリア代表FWルカ・トニらが並ぶなか、00-01シーズンにゴールデンシューを獲得したのがラーションだ。

 スコットランド1部のセルティックで活躍していたラーションはこの年にピークを迎え、37試合で35ゴールを奪取。元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポや元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスなどを抑え、欧州の最多得点者となっている。

 他には、ポルトガル1部スポルティングCPで42得点を挙げた元ブラジル代表FWマリオ・ジャルデウ、オランダ1部フィテッセで34得点を奪った元ギリシャ代表FWニコス・マフラス、イングランド1部サンダーランドで30ゴールを記録した元イングランド代表FWケビン・フィリップスが入っている。

 やや意外なのは06-07シーズンのトッティか。かつて元日本代表MF中田英寿とも共闘したファンタジスタは、記事で「2006年のワールドカップで印象的なパフォーマンスを披露したトッティは、ルチアーノ・スパレッティ監督の中心的存在である偽9番として新たな役割を果たした」と称されているように、ゼロトップシステムで活躍。元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイを抑え、トップに輝いた。

 今季、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが得点を重ねているが、メッシや・ロナウドを抑えてゴールデンシューに輝くことができるのだろうか。

 英メディア「90min」が紹介した「驚きを与えたゴールデンシューズ受賞者」は以下のとおり。

ロイ・マカーイ(02-03シーズン:29得点/デポルティボ/元オランダ代表FW)
ヘンリク・ラーション(00-01シーズン:35得点/セルティック/元スウェーデン代表FW)
ルカ・トニ(05-06シーズン:31得点/フィオレンティーナ/元イタリア代表FW)
マリオ・ジャルデウ(98-99シーズン:36得点、01-02シーズン42得点/ポルト、スポルティング・リスボン/元ブラジル代表)
ニコス・マフラス(97-98シーズン34得点/フィテッセ/元ギリシャ代表FW)
フランチェスコ・トッティ(06-07シーズン:26得点/ローマ/元イタリア代表FW)
ケビン・フィリップス(99-00シーズン:30得点/サンダーランド/元イングランド代表FW)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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