「大変だった」 浦和の海外助っ人DF、Jリーグ中断の思わぬ恩恵告白「騒動もあり…」
1月に浦和加入の豪州代表DFデン、シーズン一時中断も…「すべてのことに慣れてきた」
J1浦和レッズに所属するオーストラリア代表DFトーマス・デンは、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断しているなか、ある恩恵を受けていると明かしている。オーストラリアメディア「FTBL」が報じた。
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23歳のデンは2018年10月にA代表デビューを飾った期待の逸材だ。U-23オーストラリア代表のキャプテンとしてもプレーし、今年1月28日にメルボルン・ビクトリーから浦和加入が決まった。
「FTBL」は「デンの日本の旅」と特集を組み、新天地で生活する若武者を紹介。開幕が近づくなかでの加入とあって適応期間が短く、当初は困惑の連続だったようだ。デンは「最初、トレーニングは衝撃的だったよ。加入して沖縄キャンプに行った。そこにいたのは3日ほどだった」と振り返りつつ、「基本的に、そのまま戻ってシーズンに突入したから、戦術面に加え、監督が何を求めているのか理解するのが大変だった」と明かす。
浦和は2月21日のJリーグ開幕節・湘南ベルマーレ戦で3-2と白星発進を切った。この試合でベンチ外となったデンにとって、新型コロナウイルス騒動によるシーズン中断が一つの転機となったようだ。
「(新型コロナウイルス)騒動もあり、自分の役割を理解し、コーチや選手が何を求めているかを理解する時間を増やすことができた。今ではすべてのことに慣れてきたし、テンポも良くなってきたよ」
徐々にチームへ溶け込み、確かな手応えを得ている様子のデンは、「日本での生活はとても快適だ」と口にする。「通訳もいるし、埼玉に素敵なアパートもある。トレーニング場所から5分ぐらいだしね。近くに必要なものがすべて揃っているんだ」と語っており、文句なしのサッカー環境に大満足のようだ。
シーズン再開の目途は立っていないが、日々自信を深めているデンのJリーグデビューに注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)