本田ショック… ミラン移籍に尽力した恩人である大物代理人が急死

ミランのクラブ代理人を務めていたブロンゼッティ氏が病死

 日本代表MF本田圭佑の、2014年1月のACミラン移籍に尽力したエルネスト・ブロンゼッティ代理人が、2日に病死したことが明らかになった。享年68歳だった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などが報じている。

 ブロンゼッティ氏はミランの強化責任者アドリアーノ・ガリアーニ氏と絶大な信頼関係を誇り、これまでリバウドやカカ、ロナウジーニョといったブラジルの名手や、イングランドの貴公子デイビッド・ベッカムの移籍を実現。CSKAモスクワで契約満了となった本田のミラン移籍にも尽力するなど、ミランのクラブ代理人として辣腕を振るっていた。

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長との関係も深く、カルロ・アンチェロッティ元監督が昨季終了時に解任された際には、強行に反対。直後のミラン復帰計画にも関与していたという。

 1月31日のインテルとのダービーマッチで、DFアレックスの先制点を絶妙なクロスでアシストした本田にとっても、ショッキングな恩人の急死となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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