仏代表FWグリーズマン、バルセロナ退団説は消滅か 現地紙指摘「これは適応の1年」

バルセロナでプレーするフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
バルセロナでプレーするフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】

移籍金142億円で2024年まで契約も、高額に見合うパフォーマンスを見せられず

 バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは加入からわずか1年での移籍が噂され始めていたが、スペイン紙「マルカ」は今夏の移籍の可能性はないと報じた。

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 グリーズマンは昨夏の移籍市場でアトレチコ・マドリードを退団し、バルセロナに加入。今季は公式戦37試合で14得点をマークするも、まだ完璧にチームのスタイルにフィットしていないとの批判も出ている。

 バルセロナはグリーズマンに1億2000万ユーロ(約142億円)の高額移籍金を投じ、2024年までの契約を結んだが、今夏には新戦力獲得のためのトレード要員として差し出すとの噂が浮上するなど、加入からわずか1年での放出も取り沙汰されていた。

 しかし最新のレポートによれば、グリーズマンが今夏に移籍する可能性はないようだ。バルセロナは来季に向けて攻撃陣の補強に動く可能性は高いが、一部で報じられたグリーズマンがトレード要員になるとは考えられていないという。同選手はここまで本領発揮には至っていないとの評価はあるなかで、クラブの首脳陣は「これは適応の1年」だと考えており、来季以降のさらなる活躍に期待が懸かっている。

 新型コロナウイルスによってシーズンは中断されるアクシデントにも見舞われた。新天地1年目のグリーズマンにとっては試練の1年となっている。

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