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なぜサッカー選手だけ減給? 元Jリーガーが指摘、「いつもサッカー選手だ」に賛否
サッカー選手の給与削減の風潮に対し、元名古屋FWリネカー氏が持論を展開
かつて名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)でプレーした元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏が、新型コロナウイルスの影響を受けてサッカー選手の給与削減が叫ばれる風潮に対して、「なぜサッカー選手に限定するのか?」と否定的な見解を示している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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新型コロナウイルスの流行を受けて、各国のサッカーリーグが中断に追い込まれている。一部のクラブでは選手やスタッフの給与削減が伝えられている一方、そうした動きに反発も見られるのが実情だ。
「ギャリー・リネカーは、コロナウイルスの危機を通じて、選手たちが給与削減をしたがらないという批判のなかでサッカー選手を擁護」と報じたのは、英紙「デイリー・メール」だ。
リネカー氏は自身のツイッターで「なぜサッカー選手に限定するのか?」と疑問を投げかけている。「いつもサッカー選手だ。なんて簡単な標的」と続け、新型コロナウイルス危機に対して「これはすべての富裕層に当てはまる問題だ」と指摘。「しかし、すでに多大な貢献をしているサッカー選手たちは、これからも大きく報道されるだろう」と今後を展望した。リネカー氏の投稿は大きな反響を呼び、様々な意見が届いている。
「完全に同意。BBC(英公共放送)で働く人も、そうしたらどうだろうか?」
「サッカー選手は簡単なターゲットなのだろう」
「対象となるべきは、裕福な億万長者やオフショア企業だ」
「サッカー選手は貧困層より稼いでいる」
「サッカー界は、他のどの分野より慈善活動に力を注いでいる」
日本ではJ1北海道コンサドーレ札幌が6日、選手6か月分の報酬の一部を返納する申し出があったことを発表した。緊急事態に際して、一丸となって立ち向かう動きが出始めているのは確かだ。しかし、リネカー氏はサッカー選手だけに限定せず、全員の問題として受け止めるべきだと主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)