シティの英代表DF、外出禁止令下での“パーティー開催”で矢面 クラブも「罰則」明言

マンチェスター・シティDFカイル・ウォーカー【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティDFカイル・ウォーカー【写真:Getty Images】

新型コロナの影響で外出禁止令発令も… ウォーカーが自宅に2人のコールガールを呼ぶ

 マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーは、外出禁止令が出ているなかで自宅にコールガールを呼んでパーティーを開いたと報じられ、非難を浴びている。所属クラブのシティは「罰則の適用を進める」として、内部調査の開始を発表した。

 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは欧州で大きな被害をもたらしており、現在も感染は拡大している。英国では外出禁止令が出される非常事態。そのなかで英紙「ザ・サン」はウォーカーが自宅に2人のコールガールを呼び、3時間にわたる“パーティー”を開いていたと報じた。自身の公式SNSで、家に留まるように呼びかける前日のことだったという。

 イングランドのトッププレーヤーの1人が引き起こしたスキャンダルは、大きな波紋を呼んでいる。英公共放送「BBC」によると、シティは「見本となるべき存在としての重大な違反」と見て、次のように声明を発表しているという。

「サッカー選手は世界的に見本となるべき存在であり、我々のスタッフと選手は新型コロナウイルスと戦うNHS(国民保険サービス)や医療従事者の方々の手助けとなるべく奔走しています。カイルの行動は、そうした努力に完全に反するものです。とても落胆しており、カイルの迅速な謝罪を考慮しつつ、近日中に内部的な罰則の適用を進めていきます」

 先日にはアストン・ビラの主将MFジャック・グリーリッシュが、SNSで家に留まるよう呼びかけた数時間後に外出して交通事故を起こし、謝罪するという出来事もあった。社会的な影響力の強い選手たちの残念な“愚行”が、サッカーの母国で続いてしまっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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