ジダン率いる新生レアルの驚異的な1試合平均ゴール数 年間121得点のリーガ記録更新なるか

1試合平均3.6得点で新記録達成へ

 現在のリーグ戦最多ゴール数は、2011-12シーズンのジョゼ・モウリーニョ政権下のレアルが記録した121ゴールだが、この記録に並ぶにはあと57ゴールが必要になる。これは残りの16試合で、1試合3.6ゴールのペースを維持できれば達成できる計算だ。

 世界最高の名門を自負するレアルは、伝統的にタイトルを獲るだけでなく相手を圧倒して勝つことが求められる。過去にイタリア人指揮官ファビオ・カペッロ氏は2度レアルの監督に就任し、2回ともリーグタイトルを獲得した。しかし、カテナチオの国の守備的スタイルがクラブやサポーターに受け入れられなかったのか、2度の政権はいずれも1年で終焉を迎えている。

 “白い巨人”のレジェンドであるジダン監督は前任者ベニテス氏の慎重な戦いぶりとは対照的な、攻撃的フットボールで好評を博している。世界一厳しいと言われるサンチャゴ・ベルナベウのサポーターを納得させるゴールショーで、タイトルという至上命題を達成することができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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