ジダン率いる新生レアルの驚異的な1試合平均ゴール数 年間121得点のリーガ記録更新なるか

「4.25ゴール」の破壊力 現在維持で年間132ゴールに到達する計算に

 ジネディーヌ・ジダン新監督の下、快進撃を続けるレアル・マドリードが、欧州主要リーグ最高となる驚異的な数字を叩き出している。スペイン地元紙「AS」が特集している。

 “白い巨人”が世界に誇る数字とは、リーグ戦でのゴール数だ。これまでのところ、今季22試合で64ゴールを記録している。

 これは現時点で、ライバルで首位のFCバルセロナの54ゴール(21試合)を10ゴールも上回る数字。欧州の主要リーグで見ても、ドルトムントの52ゴール(19試合)、パリ・サンジェルマンの58ゴール(23試合)、マンチェスター・シティの45ゴール(23試合)、ナポリの50ゴール(22試合)と各国のリーグ最多得点数を誇るチームを大きく上回っている。

 選手との関係悪化などを理由に解任されたラファエル・ベニテス前監督の下では、18試合で47ゴールを挙げていた今季のレアルだが、ジダン監督就任以降は4試合で17ゴールを奪っている。1試合平均に換算するとベニテス政権下では2.61ゴールだったのが、ジダン政権下では4.25ゴールと急上昇。カリスマ指揮官の指導力の高さと、スター選手が集う”白い巨人”のタレントの質の高さを改めて証明している。

 今季のリーグ戦100ゴールも視野に入るレアルだが、もしこのままのペースでゴールを量産することができれば、残り16試合で68ゴールを積み重ねる計算となり、最終的に132ゴールに到達。リーガ・エスパニョーラの新記録を達成することになるという。

 

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