札幌FWジェイ、アーセナル下部組織時代の“悔恨”告白 「これからも抱え続けないといけない」

北海道コンサドーレ札幌でプレーするFWジェイ・ボスロイド【写真:グレアトーン】
北海道コンサドーレ札幌でプレーするFWジェイ・ボスロイド【写真:グレアトーン】

ユースカップ決勝での途中交代に苛立ち、ユニフォームを投げ捨てた過去を回顧

 アーセナルの下部組織出身で、現在は北海道コンサドーレ札幌に所属する元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドが、ウェールズ情報メディア「ウェールズ・オンライン」のインタビューに登場。アーセナル時代を振り返り、「シャツを投げたことは後悔している」と過去の悔恨を明かした。

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 ジェイは、1998年から2000年までアーセナルの下部組織出身に在籍。アーセナルのユース時代にFAユースカップで活躍するなど将来が期待されていたが、ある試合で途中交代に苛立ち、ユニフォームを指揮官の前で投げ捨てたことが原因でトップチームに昇格を果たすことができなかった。

「ウェールズ・オンライン」のインタビューに応じたジェイは、アーセナル時代を回顧。「(アーセン・ベンゲル監督から)『来年からカップ戦のいくつかに君を参加させたい』と言われたのを覚えているよ。ほぼ毎日、ファーストチームのメンバーと一緒にトレーニングをしていたんだ」と最初は順調な日々を送っていたことを明かした。

 しかし、プレミアリーグ・ユースカップ決勝戦での交代時の態度によって大きく状況が変わってしまったことを告白。結果、チームからの見られ方が変わることはなく、1試合もトップチームで出場することのないまま、その年の夏にコベントリー・シティに売却されてしまった。

 今も後悔を抱えているというジェイは、自身の思いを言葉にしている。

「僕はシャツを投げたことを後悔しているよ。ただ、それはこれからも抱え続けないといけないものだ」

 その後、数々のクラブを渡り歩き、現在は札幌でプレーするジェイ。現在37歳のストライカーは、もしアーセナルでキャリアを続けていたらどんなプレイヤーになっていたのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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