アーセナル最古参司令塔に起きた37度目の悲劇 膝の手術から復帰戦でいきなり太もも重傷

06年のアーセナル移籍後のロシルキーが今季初出場で故障

 アーセナルのチェコ代表MFトーマス・ロシツキーは30日に行われたFAカップ4回戦のバーンリー戦に後半26分に投入され、今季初出場を果たした。しかし、この試合で新たに大腿部を負傷し、再離脱となることが決まった。英地元紙「デイリー・メール」などが報じている。

 ロシツキーは昨夏に膝の手術を行った影響で今季は試合出場がなかった。満を持してカップ戦で途中起用されたが、復帰戦で負傷するという悲劇に見舞われた。全治は6週間程度になると予測されている。

 アーセン・ベンゲル監督はロシツキーの状態について「彼はショックで打ちひしがれている。信じられないよ」と語った。2006年からチームに在籍する最古参選手の精神状態を気遣っていた。

「彼は出場して、3分後には負傷していた。彼を見て、そして思ったんだ。『トーマス、君はいつもどおりに走れないのか』とね。なぜなら彼の足は上げることができていなかったし、何度もボールロストをしていた。彼はトップレベルのテクニックを持っているのだから、その姿を見て驚いたよ」

 

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