日本コロナ拡大…「怖くない」? Jリーグ海外助っ人が主張「症例は増えているが…」
東京VのDFクレビーニョ、日本の現状に言及 「前のような街の感じではない」
J2東京ヴェルディに所属するブラジル人DFクレビーニョは、拡大する新型コロナウイルス騒動を受けて「症例が増えていることは分かっているが、怖くはない」と語っている。ブラジルメディア「TERRA」が報じた。
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現在21歳のクレビーニョは、2019年夏にフラメンゴから東京Vに期限付き移籍し、同年8月の第29節水戸ホーリーホック戦でデビュー。正確なキックから名刺代わりの1アシストをマークすると、最終的に13試合出場で存在感を示している。今季でJリーグ2年目を迎え、2月23日の開幕節・徳島ヴォルティス戦(0-3)にもスタメン出場したクレビーニョ。その後、新型コロナウイルスの影響でリーグは中断されている。
ブラジルメディア「TERRA」はクレビーニョを特集。「元フラメンゴの右サイドバックは、2019年8月から世界の裏側でプレーしている」と伝えた一方、「世界のほとんどの地域がそうであるように、コロナウイルスのために日本のリーグ戦は麻痺している」と日本サッカー界の現状に触れている。
そんななか、クレビーニョが母国メディアに対して「ここ日本ではすべてが統制されている」と説明。「政府は自分たちの身を守るため、自宅待機を要請していた。現時点では、ブラジルより日本のほうが状況は良い」と強調している。
日本では3月下旬から感染者が急増しているが、ブラジルの拡大スピードはそれを上回っている状況だ。クレビーニョはその点を強調しつつ、「家のベランダから見ると、前のような街の感じではないのが分かる」と、日本の“日常生活”も変化したと続けた。それでもクレビーニョは日本での生活に大きな不安を感じていないようだ。
「コロナウイルスの症例が増えていることは分かっているが、怖くはない。政府の対策が功を奏しているし、神の思し召しがあれば、すべてが平和的にコントロールされるはずだ」
世界中で被害は拡大の一途を辿っているなか、1日も早い騒動の収束を願うばかりだ。