C大阪スペイン人監督、同胞イニエスタを称賛 「欧州の全チームでプレーできる状態」

C大阪のロティーナ監督(左)が神戸MFイニエスタを語った【写真:高橋学】
C大阪のロティーナ監督(左)が神戸MFイニエスタを語った【写真:高橋学】

ロティーナ監督はイニエスタのハイレベルなプレーがもたらす相乗効果を高く評価

 J1セレッソ大阪のロティーナ監督は、今季で来日4年目を迎えた。緻密で堅実なスタイルを志向する知将として知られているスペイン人指揮官は、同胞のヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタについて、「ヨーロッパのあらゆるチームでプレーできる状態にある」と、35歳となった今も世界レベルをキープしていると太鼓判を押している。

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 ロティーナ監督は2017年からJ2東京ヴェルディで2年間指揮を執り、自身初となるJ1での采配となった昨季はC大阪をリーグ5位に導いた。スペイン国内でもエスパニョールを率いた2005-06シーズンに国王杯(コパ・デル・レイ)を制しており、知将としての地位を築いてきた。

 現在、Jリーグは新型コロナウイルスの影響でリーグ再開のプランが白紙状態。神戸の元日本代表DF酒井高徳やC大阪GK永石拓海の感染が発覚するなど、予断を許さない状況が続いている。

 そのなかで、スペイン紙「マルカ」はイニエスタに関してロティーナ監督を直撃。最初に、「イニエスタ、(ダビド・)ビジャ、(フェルナンド・)トーレスといった選手たちが日本のリーグにもたらしたものは?」と投げかけている。それに対し、スペイン人指揮官はこのように答えている。

「イニエスタ、ビジャ、トーレスは世界チャンピオン(2010年のワールドカップ優勝)でもたらしたものは大きい。特にイニエスタがその傾向があり、とても高いレベルでプレーし、楽しんでいる。彼は問題なくヨーロッパのあらゆるチームでプレーできる状態にある。だが彼は今(日本で)楽しんでいる。日本人のファンは選手を応援するケースが多い。我々は自分たちがチームで、そのチームとともに死ぬまで一緒という感覚に慣れているが、ここでは人々は選手のファンであることが多い」

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