仙台「35選手の最新市場価格ランキング」 主力は下落傾向も…“1.8億円”ゲデスら高額戦力を補強
パラ、吉野とも8400万円で即戦力の評価
また、サガン鳥栖から移籍してきたMFイサック・クエンカも1億2000万円でチーム内3位タイ。その他にもCSKAモスクワからポルティモネンセにレンタルされていたFW西村拓真(1億800万円/5位)、鹿島アントラーズへ移籍したDF永戸勝也の穴を埋めるために獲得したDFパラ(8400万円/7位タイ)、サンフレッチェ広島から移籍してきた地元出身のDF吉野恭平(8400万円/7位タイ)らもチーム内の評価は高く、即戦力と見られている。
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新戦力への期待は高まるが、ゲデスとクエンカが揃って負傷。加えて長沢も負傷して攻撃の軸となる選手が不在のまま開幕戦を迎えていた。そういった意味では、現在の予期せぬ中断期間は仙台にとって立て直しを図る時間となる。クエンカの早期復帰は難しそうだが、ゲデスと長沢は中断期間中に復帰できる見込みで、その間に新たに加わった西村を交えて攻撃陣を構築する時間ができた。
順位を一つでも上げるためには、昨季同様に新戦力が市場価格を上げるような活躍を見せることが絶対条件と言える。それでもチーム総額が示すとおり、今季も下位争いを強いられることは必至。今季の降格がなくなったことも、木山隆之新監督の下で新戦力を融合させたい仙台にとっては好材料となりそうだ。