ミラニスタから殊勲の本田に送られた最高級の拍手喝采 伊紙「彼にとって初めての果実」

ミラノダービーで攻守に奮闘し1アシスト 後半44分の交代時に万雷の拍手

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が、1月31日のインテルとのダービーマッチで前半35分に先制アシストを記録する活躍を見せた。攻守に渡る奮闘を見せた背番号10に対するサン・シーロのミランサポーターのスタンディングオベーションが、イタリアで大きな話題となった。

 イタリア地元紙「トゥット・スポルト」は、「凄いミラン。ミハは堪能し、マンチョはショック。ミランはチャンピオンズリーグを狙い、本田はスタンディングオベーション」と報じている。

 伝統のミラノダービーに、右の攻撃的MFで先発した本田は攻守に奮闘した。前半35分には、コーナーキックを短くつないだチャンスで、右サイドから左足でクロス。GKが飛び出せない絶妙な位置にボールを送ると、アレックスの先制ゴールをアシストした。後半44分に途中交代となった本田は、攻守の奮闘を7万7000人のサポーターから拍手喝采で称えられた。

 同紙では本田を、7点という合格点で称えている。「アレックスへのアシストは包みをはがしたチョコレート。ゴールへのアクションは氷山の一角に過ぎない。そこには持続的なポジティブなプレー、試合へのインスピレーションが土台となっている。ピッチを後にする時はスタンディングオベーション、彼にとっては初めての果実」と、寸評では背番号10のパフォーマンスを絶賛している。

 

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