ドイツ1部・2部13クラブが破産危機 独誌が危機感「5月に再開できなければ防げない」
新型コロナウイルス騒動を受けてドイツクラブが財政難、とりわけ2部クラブに大打撃
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、ドイツのクラブが財政難に陥っているようだ。1部(18クラブ)と2部(18クラブ)の計36クラブ中、実に13クラブが破産の危機に直面しているという。ドイツ誌「キッカー」が伝えた。
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記事では「今季36クラブのうち13クラブが破産危機に直面」と見出しを立て、「1部と2部クラブの経済状況は、以前に知られているよりもはるかに深刻だ」と指摘している。ドイツ1部と2部はそれぞれ18クラブで構成されており、新型コロナウイルス騒動により4月いっぱいのリーグ中断を発表している。
試合延期を受けて、クラブはチケット収入や放送権収入がない状態。とりわけ2部クラブは大打撃を受けている模様だ。
「試合が再開されず、メディアパートナーの4回目の分割払いがDFL(ドイツサッカーリーグ機構)に支払われない場合、7クラブが5月末に破産を申請しなければならない」と記し、さらに「追加の放送権料が分配されない場合、6月には2部リーグのもう2クラブが破産申請をしなければならない」と続けている。
リーグ再開の見通しは立っていないなか、「5月初めにゲームを再開できなければ、破産を防げない」と危機感を強めている。世界中が緊急事態に陥っているなか、サッカー界の動向にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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