レアルMF、子供たちとオンライン対話 試合ではなく…「コロナに勝つことを考えている」
カゼミーロが吐露 「もしサッカー選手になることができなくても…」
レアル・マドリードに所属するブラジル代表MFカゼミーロは、子供支援専門の国際組織「セーブ・ザ・チルドレン」の活動の一環で、子供たちと対話する機会を持ち、彼らの率直な質問に丁寧に答えている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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レアル・マドリードの選手として、リーガ・エスパニョーラやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)について問われたカゼミーロは、現在の最優先事項について明確だった。「もちろん、僕たちはリーグやCLに勝ちたいよ。でも、今、そのことは考えていない。今、コロナウイルスと戦い、勝つことを考えているんだ」と、ヨーロッパでの拡大が深刻化している新型コロナウイルスが最大の敵だと語った。
そして、「今は本当に難しく、複雑な時を迎えている。僕たちは自分たちの役目を果たさないといけない。それは家に残って助けること、決まりを守ることだ」と呼びかけている。
カゼミーロは子供時代のアイドルが、現在はとても身近な存在になっているという。「僕にはアイドルがいた。その人の名前は、ジネディーヌ・ジダン。今は、僕の監督だ。僕にとっては大好きな選手だったし、彼がピッチに立つ姿、そのプレーを見るのは喜びだった。彼にとても勇気づけられたよ」と、話している。
サッカー選手として、世界中に知られる存在になったカゼミーロだが、「もしサッカー選手になることができなくても、スポーツに関わっていたと思う。なぜなら、それが僕の好きなことであり、情熱を注げるものだからね。子供の頃の僕は貧しく、困難が多かった。食べる物がないこともあったし、練習に行くために7キロや10キロ歩かないといけなかった」と、プロになるまでは簡単な道のりではなかったことを明かしている。
世界的に困難な状況を迎えているなかで、スーパースターと接することができ、様々なことを学べた時間は、子供たちにとってかけがえのない時間となったはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)